大晦日-12.31

Last-modified: Sun, 17 Feb 2008 19:28:14 JST (3655d)

 4度6度、曇り。一応人並みに、年末の片付けと掃除。13時から、シュターツオーパーのメンバーによる「こうもり」をテレビで見る。1980年のもので、アデーレをルチア・ポップが、ロザリンデをグルベローヴァが演じている。オケは勿論ヴィーンフィルだし、一人一人の歌の技術が素晴らしく、ステージもフォルクスオーパー以上に華やかだ。解説もなく、普通の映画の紹介程度で始まり、幕間もなし。「こうもり」とさえ言えば誰にでも分かるということだろう。

 今年の我が家は家内の十美子だけが自宅で留守番。息子の芳明と孫の洋平はオーストラリアの娘夫婦のところで、嫁の恭子は二人目の出産のため産科の病院に入院中、そして私はヴィーンでと、一つの家族5人が4カ所に分かれての越年ということで、かなり珍しい記録だろう。

 十美子から年明けの電話、テレビでヴィーンをやっていたとのこと、美術史美術館やセセッションが出ていたと。どちらも十美子は中に入っていないところで、残念がっていた。3ヶ月ヴィーンに住んでいても行っていないところが多いのは、計画性がなかったということか。私も6ヶ月が過ぎたわけだから、一度行ったところも含めて計画的に見て歩くことにしたい。

 夕方から爆竹の音が盛んにする。気の早い奴がいるものだなと思っていたが、結局夜中まで続いた。特に11時半頃からの1時間は凄かった。花火もあちこちで上がった。建物の構造が違うので火事の心配はあまりないのだろうが、かなり本格的な花火を家の窓から盛んに打ち上げているところがある。大晦日一晩での爆竹や花火の消費量は相当なものだろう。12時過ぎに十美子に電話して音を聞かせてやった。

 テレビでの歳末風景の放映は特にはなく、市のホールあたりかと思えるところで、各国からの出演者も含めて、12時直前までポピュラー系の音楽をやっていた。日本の場合は除夜の鐘や初詣が放映されるので宗教的な雰囲気があるが、ヴィーンの年越しは花火や爆竹でにぎやかに新年を迎えるわけで、テレビにも教会は登場しなかったのはちょっと意外だった。  Prosit! 1995!