小学校における英語授業について

Last-modified: Tue, 10 Mar 2009 15:03:55 JST (3392d)

 当然、反対の立場で。先進国と呼ばれている国の中で、義務教育段階から外国語を必修にしている国がいったい何処にあるのか。日本語もまだ定着していない小学校の子供たちに英語を指導することは、中学校の生徒たちに英語を教える以上に、高等学校の生徒たちに外国語を教える以上に難しいのだということを、指導者がしっかり理解して掛かる必要があると思う。

 それよりも、国語をもっと遣りたい。発音やイントネーションにも配慮した、「世界で一番美しい言葉」を目指す日本語教育を推進したい。今の国語教育には理想がない。学的根拠もない。日本語を世界で一番美しい言葉にするのだというしっかりした理想を掲げながら、そのためにはどうするべきかを真剣に考えたい。

 『国際教育』というのはごく耳慣れた言葉だが、内容は英語教育であることが多い。しかし、英語を教えることが即国際教育だなどとは飛んでもない誤解だというのが私の持論なのである。世界には随分と沢山の、それぞれの国の国語がある。勿論、英語もその一つなのだが、太平洋を取り囲む国々では、その必要度が強調され過ぎているのではないだろうか。(未完)